1. |
Looking for
06:02
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Looking for
探していたものは
やさしい痛みに隠された
君の右手には日差しを、
僕の左手に傘を。
やがて 空が落ちるころに
僕は 自分を取り戻す
いつか 空が明けるころに
君は 自分を忘れて
僕らもう、昨日に戻れないよ。
ずっと ずっと 抱きしめていた
僕のイメージを、君にあげるよ。
もっと もっと 青を壊して、
消えてしまいたい 僕を重ねる。
Looking for
僕は前を向くよ
ここからどこまで行けるのかな
あんまり 穏やかな空の下
駆け出すこともできないのです
やがて 空が落ちるころに
僕は 何も隠せなくて
こんな自分のことばかり、
こんな自分のことだけ。
僕はもう、孤独を救えないよ。
ずっと ずっと 信じていたとか、
そんな言葉の 首を絞めるよ。
もっと もっと 君を壊して、
消えてしまえない 僕と重ねる。
最低だよな。
もっと、
もっと、もっと、
もっと、もっと、見えていたなら、
すこし違ったのかな。
ずっと ずっと 抱きしめていた
僕のイメージは、どうでもいいよ。
きっと きっと このまま行けるよ。
消えてしまって、僕は重ねる。
そんなに、つらくもなかったな。
そんなに、つらくもなかったな。
そんなに、つらくもなかったな。
そんなに、つらくも、
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2. |
Shelter(demo)
04:21
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昨日の街 口をついて出るのはため息
風が吹けば軽く前へ倒れこむような
感受性のかけらとか 言いかけの言葉とか
伝わらなきゃただの塵と同じだって知った
今日の景色 人々の怒り渦巻くなか
子供の真似 ひとりごと 僕は殻にこもる
意地悪な逡巡とか笑えない冗談を
わかったふりして笑う
汚れていく
君と同じように、
君と同じように、
泣いたら何か僕も変われただろうか
薄青い部屋の隅に
僕は膝抱えて座った
空っぽの器に真綿を詰め込むように
知らないこと知らないまま
下を向いて足早にここを去るように
棘を抜いて、棘を抜いて、棘を抜いて
終わらせる
君と同じように、
君と同じように、
抵抗したら僕も変われたのかもな
薄青い部屋の隅で
じっと膝抱えて過ごした
守りたいこころを、
確かな言葉で、
うまく言い表せたら何か変わるだろうか
薄青い部屋の隅に
僕は手を差し伸べる夢を見たんだ
見たんだ
shelter
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3. |
プリズム(demo)
04:39
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僕じゃない誰かが 同じような台詞を
言ったとして 君にはきっと届かないから、
僕は少しだけ 安心しきって、
今日も窓の外の光で眠っていた。
君のそのいかにも 消えそうな横顔
ほかの誰かのものになってしまえば、
今の僕なんて 死んでしまうから、
運命とかいう言葉を真に受けよう。
君じゃないとさ、君じゃないとさ、
君じゃないと、なにも変わらなくて
僕じゃないとさ、僕じゃないとさ、
僕じゃないと、きっと叶わないんだよ。
夏の透明なブランコに乗って、
浮かれ気分で どこまでも見降ろして、
光だけ通す かけがえのないものになって、
そんな気分。
脆いよね、僕ら。
君じゃなくても、君じゃなくても、
その夏は来て、蝉時雨が降って
僕じゃなくても、僕じゃなくても、
世界の片隅で、終わらなかったのかな。
同じ場所から弾いたビー玉
不完全な軌道を描いて
重なってすぐ、転がっていく。
音も立てずに、転がっていく。
君じゃないとさ、君じゃないとさ、
君じゃないと、なにも分からなかった。
僕じゃないとさ、僕じゃないとさ、
僕じゃないと、いまを過ぎ去れなくて
君じゃないとさ、君じゃないとさ、
君じゃないと、何も始まらなくて
僕じゃないとさ、僕じゃないとさ、
僕じゃないと、きっと叶わなかったのは。
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Myca. Kyoto, Japan
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